「ワークスタイルは人さまざまです。エンコードなら、どんなスタイルにでも対応できます。どのような使い方にも対応できる、エンコードならではの柔軟性がおわかりいただければ、快適にお使いいただけるはずです」 デザイナーのサム・ヘクトは「ライフワークポートフォリオ」デスクのデザインコンセプトについて、こう話します。
サム・ヘクトとパートナーのキム・コリンは2002年、「工業デザインとわれわれを取り巻く世界の接点を見つける」ことを目ざして、ロンドンにインダストリアル・ファシリティを設立しました。以来、同社はその広い見方と知的な探求心によってヤマハ、エプソン、無印良品などインターナショナルな活動をする実にさまざまなクライアントに貢献してきました。キッチン家電から電子機器、インテリア家具にいたるまで、あらゆるものがインダストリアル・ファシリティのアイデアから生み出されました。
問題解決能力の高い人材と協力して人々がさらに効率よく効果的に働くことを目ざすハーマンミラーの方針に沿って、インダストリアル・ファシリティに家庭での作業環境に適した新しい家具を作るよう依頼しました。
その結果、すっきりと洗練されたスタイリッシュなエンコードデスクとモバイルキャビネットができあがりました。デスクには前後がなく、天板が二重になっていて――上の天板は固定されていますが、下の天板は家庭での作業スペースの必要に応じて左、右、中心と、移動させることができます。このデスクに合わせるエンコードモバイルキャビネットはすぐれもので、ファイリングや収納に活用できるほか、ケーブルを通すこともできます。
エンコードは、個々人に即した使い方ができると同時に、あらゆる環境や配置や好みに合わせて多くの人が使えます。人気製品になるでしょうか? インダストリアル・ファシリティのすばらしい力とハーマンミラーの歴史を考えれば、人気を博すでしょう。きっと気に入っていただけると思います。